さて、今回の消費増税に関する施策の中で一番わかりにくいのが、キャッシュレスによるポイント還元です。
そもそも、消費増税にかこつけて、こんなくだらない施策を考えた役人政治家がバカなのですが。
結局、増税で一番被害を被る老人などの情報弱者をいじめる施策としか考えられません。
なぜか?
① そもそも、諸外国に比べて、いわゆるキャッシュレス化の率が低い日本のそれを引き上げるのが、目的のようですが、中国などで、スマホ決済が普及したのは、現金への信頼が低かったこと、クレカなどのインフラがなかったので、スマホ決済という簡易なかたちで普及したためです。
日本は現金への信頼の高い、安定した国です。
諸外国を含めた水準と比較して低いからと言って、リスクもあるキャッシュレス化を進めることが、必ずしも必要だとは思えません。
② 還元率が、中小店舗5%、コンビニ2%、大手スーパーか0%というのが非常に分かりにくい!
消費者にとって、どこで買ったら得かが大変わかりにくくなってしまった。なんてことするんですか!
③ 中小店舗でも、ボイント還元を受けられる店舗は、少ないようです。キャッシュレス化の対応をしているだけではだめで、ポイント還元の申請をしていないとダメ。
消費者はイチイチ調べないとだめで、負担が増えるだけ。
調べようとして、店頭の表示を確認しようとしても、大変わかりにくい!経産省関係で作ったアプリも評価2.1のくそアプリで使えない。
さらに、こんなくだらないことに時間を使わされるのも非常に腹立たしいです!
④ 今回のキャッシュレス化の中で一番目立つスマホ決済は独自の特権、ポイント還元を謳っているが、手間がかかり使いにくい。
スマホの決済画面を立ち上げる、店員に提示する、お客が金額を入力しなければならないなど、手間がかかりすぎ。
そして、なぜかマスコミは意図的にかそうしたことを報道しません。
まだまだ、いろいろありますか、きりがないのでやめます。
結局、前にも行ったように、消費者、納税者を混乱させ、心理的、時間的な手間をかけさせるだけ。
情報弱者をいじめるだけです。
なにかの機会があれば、乗っかろうとしている役人、政治家の役人の悪ノリでぐしゃぐしゃになってしまった施策の典型と言ってもいいでしょう。
ああ、嫌だ!