keepr’s diary(本&モノ&くらし)

ネット、読書、音楽、散歩、最近はイラストが趣味のおじさんです。趣味、商品、暮らしの疑問、感想を思いつくまま綴ります。

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【モノ】番組に「鍵」をかけ過ぎて録画用ハードディスクが残量不足になっていませんか。今6TBの製品などかなりお得です。

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家電量販店で6TBのハードディスクが販売されていて、東芝バッファローの製品でも値段は12000円程度。安くなったものだと思ったらネットでは6TBでも1万円以下が、IOデータやバッファローの製品でも普通にあるのですね。HDの高容量=低価格化の流れは凄いです。

 

自宅で使っているのは500GBの製品ですが、取り貯めして、見る方が追いつかないので、すぐにディスクの残量が一桁になり、削除するのが結構面倒くさい。

 

気に入ったドラマは、一番感動した回の録画に鍵をかける(保護をする)ことも多いのですが、実際は後で見ることはほとんどない。でも、消すと後悔するような気がして、録画できる残量がだんだん少なくなっていきます。しかも最近は家族が鍵をかけるのを覚えてしまい、自分以上に鍵をかけて消さないものだから、残量不足に拍車が掛かっています。

 

とは言っても思い出のようなものだから、なかなか消せませんね。

 

ここは、4TBか6TBの大容量ハードディスクに変えてみるのも一つの解決策かもしれません。ハードディスクの耐用年数・寿命は3~5年程度と言われているので、クラッシュして録画した番組が見られなくなる前に新しい製品に買い替えることも必要ですね。


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【テレビ】フジテレビ「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」#3(2022.1.20)

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www.fujitv.co.jp

初回から2回観て、少し物足りないか、音楽が合ってないか、などと感じて、この先見ないかもと思いつつ見た3回目の内容が良かった。

 

人の気持ちはわからないが、細かいものを見つけ出す能力(ザワザワする)がある女性社員瀬古凛々子(黒木華)がネットニュースの編集長に抜擢され、編集部員に反抗されながら、アクセス数の多い記事を載せて行くという物語。

 

第3回目は、正体不明の女子高生シンガーの正体を暴くストーリーで、反抗期の中学生の息子の子育てに悩む元有能記者の椛谷(野間口徹)とともに、女子高生シンガーの歌詞の特徴から隠された本当の正体を突き止めるという話だ。

 

前回までの少しご都合主義の筋書きに比べて今回はホロッとした。中年男性記者椛谷の公私の苦労が身につまされたためだろう。やはり同性の心情には共感してしまう。野間口さんの抑えた演技も良かった。カラオケで一人歌うシーンは、実は昔の自分を見ているようで引いてしまったのだが。

 

特に最後に出てくる、「いいものは、いい。」という記事とそれを見ていいねをつけた息子には涙が出てしまった。凛々子がよく行くレストランのシェフと客のカメラマンが謎っぽいのもいい。

 

主人公の凛々子は人にお礼を言えない、人の心がわからないキャラで、これって発達障害のような症状だと思う。知っている人にもそういう人がいるので分かるが、周りの人は大変だろうなと思いながら見ている。ただ誰にも、自分にも、そうした部分は多かれ少なかれあるので、どこまでが病気なのか、そもそも病気なのかも実はよくわからない。

 

ドラマとして見る分には面白い。2019年に放送された高畑充希主演の日テレ「同期のサクラ」の主人公も変わっていて、似たようなところがあった。ドラマの主人公はキャラが立っていないとストーリーが成立しないのでこうした人物が多いのでしょうね。

ともかく、内容が面白くなってきたので期待したい!

 

ちなみに前回、男性俳優のマネージャー役をしていた元AKB秋元才加は、いかにも敏腕マネージャーという感じでうまく演じていた。川栄李奈大島優子だけでなくこの人も上手いですね。

【テレビ】NHK「恋せぬ二人」#2 (2022.1.17)

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www.nhk.jp

 

恋愛もセックスもしない「アロマンティック・アセクシュアル」の男女の物語。第2回は同居することになった咲子と高橋は、恋人を「擬態」して咲子の家に行くが、家族との通い合わない会話の中で咲子がこらえきれずに怒って、飛び出してしまうというストーリーだ。

 

この物語はあまり知られていないアロマンティック・アセクシュアルを描いたデリケートな話なのだが、見ていて色々と考えさせられるものがあった。

 

ドラマで咲子の妹の旦那から「男は台所に立つものでないと言うと、即アウト」のような言葉があったが、考え方は人それぞれ、それを強制(矯正?)する社会は如何にも押し付けがましい。また、同じ旦那の言葉で「LGBTみたいなもの?」というセリフもあったが、なぜそんなふうに人を類型化するのだろうと思った。恋愛、性行動は別にしても、人の性格は千差万別、一人が好きな人もいるし、放っておいて欲しい。

 

この「アロマンティック・アセクシュアル」は、例えば発達障害でコミュニケーションが苦手な人ともまた違うのですね。人って本当に奥が深い。

 

このドラマを見て、なるほどこういう人もいるのだな、と知ってもらうだけでいいし、あえて「アロマンティック・アセクシュアル」と類型化して覚える必要もない。言葉にしてしまうとそれで終わってしまうからだ。

 

昨今「LGBT」が取り上げられているのは、声が大きい人が多いからだろうが、本当に人間一人ひとりには様々な特徴があって一人として同じ人はいないので、そうした類型化や切り出しはしないほうが良い、と個人的に思っている。

 

類型化したり、権利を主張することではなく、一人ひとりが違うこと、一人ひとりにいいところも悪いところもあるとみんなが理解すること、それに尽きるのではと思う。

 

金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」のように「みんなちがって、みんないい」といえばいいのではないか。

 

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

 

世界に一つだけの花」でもいい。

 


金子みすゞ名詩集

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